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平成23年度『阿蘇海復活プロジェクト』
NPO法人丹後の自然を守る会と協力し、阿蘇シーサイドパーク内の一定の水域においてヘドロを 減らす試験的な取り組みに参加し、子供達や地域住民の方とともにバイオコロニーの散布を行いました。
●散布実施日:平成23年6月27日
●散布量:20kg/袋×10袋=200kg
●調査方法:阿蘇シーサイドパーク内・モデル的に実施する水域区画約400u内にバイオコロニーを散布し、その散布前と散布後のヘドロの 状態(ヘドロの厚み/cm)の変化を調査しました。
●測量地点:400u内をランダムに一定間隔になるように9地点で測量
●水準測量実施日:散布前 平成23年6月27日 散布後 平成23年11月1日
平成23年6月15日、地元中学校での環境学習授業の場において、バイオコロニー 散布とその効果についての説明も行いました。
平成23年6月27日、阿蘇シーサイドパーク内でバイオコロニーを子供たちに散布してもらいました。
水準測量を行い、浄化前のヘドロの状態(厚み)を測量調査しました。3〜4ヵ月後にもう一度 測量し、ヘドロの減少を確認しました。
6月27日・散布直後の海水の状態(左)と、11月1日の状態(右)
水準測量結果一覧表
(所在:阿蘇シーサイドパーク内・水路)
KBM.1(高さ基準点)H=10.000m
測点(NO)
平成23年6月27日測量
平成23年7月28日測量
平成23年11月1日測量
標高
(m)
ヘドロ厚
(mm)
標高
(m)
ヘドロ厚
(mm)
標高
(m)
ヘドロ厚
(mm)
1
8.190
245
8.137
192(-53)
8.082
137(-108)
2
8.219
229
8.197
207(-22)
8.129
139(-90)
3
8.223
245
8.199
221(-24)
8.095
117(-128)
4
8.071
188
8.064
181(-7)
7.986
103(-85)
5
8.140
177
8.074
111(-66)
8.026
63(-114)
6
8.211
253
8.107
149(-104)
8.062
104(-149)
7
8.191
246
8.072
127(-119)
8.021
76(-170)
8
8.168
184
8.135
151(-33)
8.029
45(-139)
9
8.238
227
8.166
155(-72)
8.082
71(-156)
結果として、測量した全ての地点においてヘドロの減少が見られ、ヘドロ厚が1ヶ月程で約55mm(平均) 減少、4ヶ月程で約126mm(平均)減少し、全体厚の57%減少しました。
定期的に散布を行っていけばヘドロはさらに 減少し、底質の浄化ができて水域の環境改善へとつながります。
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